目指すのは、サービスを超えたホスピタリティの実践。
お客様へのこころからのおもてなしです。そのために何よりも必要なのは、美しく磨かれた心。
プロのホスピタリティ実践者ならだれでも持っているその「心」を、
私たちは一緒に育てていきたいと思います。
ここでは、数多くある事例の中から、ほんの少しご紹介いたします。
- 心に響く手提げ袋new
- カレー屋さんの地図new
- お孫様へのプレゼントnew
- のど飴から繋がるコミュニケーションnew
- 感動のお守りnew
- チームワークで生まれた感動のDVDnew
- 定期入れから繋がった絆new
心に響く手提げ袋
カウンターに70代くらいの女性のお客様が景品交換に来られました。
その方は左手に大きな封筒を二つお持ちになられていました。
もしかしたら、もちにくいのではないかと思い、お客様に
「お客様、もしよろしければそちらの封筒を大きめの手提げ袋にお入
れさせて頂きますがいかがでしょうか?」
とお伺いさせていただきました。するとそのお客様は
「えっ、いいですか?持ちにくかったので助かります。有難うござい
ます。」
と嬉しそうに仰られました。
その後、お客様の封筒は大きめの手提げ袋にお入れさせて頂き、お客様はどことなく弾む足取りでお帰りになられました。
お客様のお伺いが出来て良かったです。
1998年入社 水野 香織
カレー屋さんの地図
名古屋からお越しのお客様が行きたいカレー屋が見つからないと
仰っていたのでパソコンで調べたところ、地形が入り組んでいて
詳細が分からなかったので歩いて店を確認しに行きました。
そして簡単ですが地図を書いてお渡ししました。
お客様は大変喜んで下さり、後日「美味しかった!ありがとう!」
とお礼のお言葉を頂きました。
お孫様へのプレゼント
お客様より、景品棚に欲しかったおもちゃの車の景品が無くなっている
とのお話を伺いました。何とか出来ないかと色々考えた末、お客様がお
帰りになる前までに、そのおもちゃを購入して来ようと思い、自転車
で30分くらいかかる場所まで購入してきました。
お客様に景品のご用意が出来た事をお伝えすると
「え?もう?早いね!」
と、とても喜んで下さり、その日に交換してくださいました。お孫様にプレゼントするとの事で、お孫様のお話も伺うことが出来、とても良いふれあいとなりました。
のど飴から繋がるコミュニケーション
お客様がカウンターの前を通られた際、
大きく喉をはらう音が聞こえました。
そこで、お客様に喉の具合をお伺いしたところ、
凄くいがらっぽいというお話をお聞きしたので、
のど飴をいくつかお渡しさせて頂きました。
するとお客様は
「水野さん、俺よりだいぶ年下なのに、色々してくれるから何かお母さんのように思えてきたよ。どうも有難うね!」
と仰られ嬉しそうにご遊技台に向かわれました。お客様のお役に立てて良かったです。
1998年入社 水野 香織
感動のお守り
いつもご夫婦でお見えになる常連のお客様の奥様より、旦那様が
目を良くする為に2度程手術を受けられるとお伺いしました。
私に何か出来ることは無いかと考え、翌日神社に参拝に行きました。
奥様も膝が痛いなどのお話も伺っておりましたので、ご夫婦が健康
に毎日を過ごせるようにと願いを込めて、おこがましいとは思いま
したが健康のお守りを2つ購入しました。お手紙を添えてお渡しさ
せて頂くと「わざわざ私達の為に買ってきてくれたの?ありがとう!」
と喜んで下さり安心しました。
また、奥様より「手紙、本当にありがとう!嬉しかった」とのお言葉を頂戴し とても嬉しく思いました。 ご夫婦がご健康でまたご来店下さればと思います。
チームワークで生まれた感動のDVD
常連のお客様は遅番のAさんと良く会話をされます。
Aさんとの会話の中で「毎週楽しみにしていたドラマの最終回が見る事が出来なかったの」
と仰られていたそうです。Aさんはお客様がとても悲しそうに見え、何とかして差し上げたいと思い出勤しているスタッフ全員に誰か録画している方はいないか聞いてみました。
ですが、その場にいたスタッフでは誰も録画していなかったので、その日出勤している上司が私をはじめとしたシフト外のスタッフ全員にも連絡をしてくれました。
私はたまたま録画していましたので、DVDにダビングしたものを翌日お持ちし、
お客様にお渡しをしました。お客様は大変驚かれ、
「何気なく言った一言なのに、みんなの行動がとても嬉しい!ありがとう!」と仰って頂き感動されたご様子でした。
次の日にもまたお礼を言って下さり、喜んで頂けて私も嬉しく思いました。今後も自分に何か出来る事は無いかを考えて対応していきます。
定期入れから繋がった絆
常連のお客様より、お店に来る途中のコミュニティバスの中に定期入れを忘れてしまったかもしれないと申告がありました。
バスの連絡先が知りたいという事でしたが、お客様に定期入れの特徴等お伺いし、私の方で連絡させて頂きました。
というのも、お客様のご家族に定期入れを失くしたなんて事がバレてしまっては怒られてしまうとの事で、バス会社からお客様のご自宅に連絡がいってしまった時の事を考え、連絡先を私たちのお店にさせて頂ける様にしました。
早々にバス会社から連絡があり、お客様の定期入れが見つかったとの事で、お客様にお伝えさせて頂くと「もう何回もこういう事あって、恥ずかしいから行かない!定期入れも諦める!」と折角見つかったのにこんな事を仰られました。
大切な物なので私が代理で取りに行く事も出来ず、バス会社の方にもご本人様でないと・・・と言われており、どうする事が1番お客様にとって良いのか考えました。
お客様はきっと、自分の元に戻って来るならそれが1番嬉しい事なのではないかと。
ただ、1人で取りに行くのは恥ずかしい…
なら!私が一緒に行こう!!そう思い、お客様に「もしよろしければ私と一緒に取りに行きませんか??」と尋ねると、「あんたと!?仕事があるじゃない。もう良いわよ!」と諦められている反応でしたが、「いえいえ、これも仕事ですよ♪」と伝えると、「じゃあ台、休憩にしてくるわ」と仰られましたので、お客様と一緒にタクシーでバスの営業所まで取りに行かせて頂きました。バスの中ではお客様の昔話等聞かせて頂いたり、今までよりも更にお客様との絆が深まったように感じます。定期入れを受け取ったお客様は、やっぱり嬉しそうにされており、帰って来るタクシーの中では何度もお礼を言って下さいました。