目指すのは、サービスを超えたホスピタリティの実践。
お客様へのこころからのおもてなしです。そのために何よりも必要なのは、美しく磨かれた心。
プロのホスピタリティ実践者ならだれでも持っているその「心」を、
私たちは一緒に育てていきたいと思います。
ここでは、数多くある事例の中から、ほんの少しご紹介いたします。
大切な携帯電話
閉店間際、事務所に常連のお客様から一本の電話が入りました。
お話しをお伺いすると携帯電話を忘れて帰られてしまったとの
事でした。
そのお客様のお住まいは元々王子でしたが、昨年の
11月にお引越しされて現在のお住まいは西新井です。
ご自宅が
遠くなったにも関わらずバスを利用し、現在でもご来店下さっ
ておりますがその日は時間も遅くバスは終了、携帯電話がなけ
れば困るのは必至です。
ですので即座に「よろしければ私がお
届けに伺います」とお伝えし、タクシーでお届け致しました。
お客様は安堵の表情で「本当に有難う!」とおっしゃってくださいました。
「DASは何でもやってくれる」を根付かせる事が出来たと実感致しました。
後日お礼に来てくださいましたが、お客様はお仕事の連絡を携帯でやり取りするそうで、その日もお渡しした直後にお仕事の連絡があったそうで「本当に助かったよ。有難う。」と改めてお礼のお言葉を頂き嬉しく思います。
2008年入社 山岸 雅也
感動のストラップ
店内でいつも通りホール業務をしていた時のことです。
ご遊技中の常連のお客様が隣の台の椅子に寝そべるような形で倒れておりました。
すぐに意識の確認をいたしましたが意識が朦朧としており反応はございませんでしたので、
すぐに救急車の手配を致しました。
兎に角私が焦ってはいけないという意識が強くありました。
何をすべきか考えた結果、お客様への問いかけを続ける事と、店舗の状況から、救急車が来たらアルバイトスタッフに同乗してもらおうと判断しました。
救急車到着後は、隊員の方にお任せしスタッフに病院に着いた際と診断結果の連絡、当日お帰り出来るのであればご自宅まで
お送りするように伝えてお願いしました。
スタッフから連絡が入り、病院に着いた際には回復されご自宅近くまで送ってくれ安心致しました。
後日、お客様がご来店頂き、先日のお礼のお言葉と手作りのビーズのストラップを下さりました。
再度ご来店頂き、お礼のお言葉を頂けただけでは無く、手作りのストラップを私達の為に作って下さったことにすごく感動致しました。
そのストラップは、店舗の休憩室に飾ってありそれを見る度に感動を思い出します。
近隣の清掃
常連のお客様にお誕生日のお祝いをさせて頂いた際の事です。
お客様に「先日はお誕生日おめでとうございます。カウンタ
ーにプレゼントを準備させて頂きましたので、お帰りの際に
お持ち帰りくださいませ。」
とお伝えした所、大変喜んで
頂けました。
お帰りの際に、
「たまに朝、見掛けるよ。駅前の掃除や台や花の搬入とか、
朝から頑張っているよね。」
とのお言葉を頂きました。
「今日はだめだったけどまた来るね。頑張ってね」
と温かいお言葉を頂戴いたしました。
近隣の掃除を実施する事で、お褒めのお言葉を頂けるとは思ってもおりませんでしたので、一層嬉しく思いました。
逆サプライズにとても感動
私が結婚した際に数名のお客様から
お祝いのお声がありました。
それもい長年東十条店にてご愛顧頂いている
とても律儀な女性
の常連様が
指輪をしている私に気づいてからの事でした。
そのお客様はご遊技中でしたが、「ちょっと待ってて」と
ご遊
技を中断され、店外に出て行かれました。
娘様と一緒にカゴに入ったたくさんのバラ、
胡蝶蘭等のフラワーアレンジメントを購入し、
外で「奥さんにあげたんだからね!あなたじゃないわよ」と
お店に迷惑をかけるからと配慮までしてくださり、
プレゼント頂きました。
お客様からの逆サプライズに
とても感動しました。
2000年入社 鈴木 太一
感謝のお言葉
常連のお客様とのお誕生日プレゼントの話。
以前より熱狂的な阪神ファンである事も
知っており
ましたので、
東京ドームに行き、阪神グッズ(湯呑、バスタオル、どら焼き)
を
買いに行き、プレゼントしたところ大変喜んで頂きました。
以後数日間、私を見つけるたびに感謝のお言葉を頂きました。
2002年入社 金子 雄一
壊れた傘
お客様の傘をお預かりさせて頂いた際の出来事です。
椅子の脇に傘が寝かされておりましたので、
カウン
ターでお預かりさせて頂きました。
よく見ると傘は
開きっぱなしでしたので閉じようと
思いましたが閉
じる為の、ボタンが紛失しておりました。
お客様は非常にジェントルマンな方で、
壊れた傘が
似合う方ではありません。
何とか、直して差し上げ
たいと思い、
壊れてしまった予備傘からボタンを外
し、
付け直しさせて頂きました。
そして、お帰りの際に、傘をお返ししました処、
直ぐに気づかれまして、
「あれっ、ボタンなかったはずなのに」と大変驚かれ、
お喜び頂けこちらも嬉しくなりました。
それ以来、毎日のようにお通いになられる様になり
有り難く思います。
2002年入社 松井 将師
リュックの話①
5Fパチンコホールにて、60歳過ぎの男性のお客様がご遊技しておりました。
左足を骨折されているようで、包帯を巻かれていて松葉杖が傍にありました。
お帰りの際には、景品交換所までサポートし、
また景品交換所からエレベー
ターまで3段の階段があり、
つまづいて怪我されては大変なので、エレベー
ターに乗るまで
しっかりお見送りさせていただくことを考えておりました。
ところが、景品交換の際に、食品など多数お求めになられました。
さすがに、ご自宅までこのお体では無理があるので、
無料でご自宅に送らせていただく旨のお話をさせて頂きましたが、
ご自分で本日お持ち帰りになりたいとの事でした。
お客様はタクシーでお帰りになるとの事でしたので
タクシー乗り場までお送りしますと荷物をお持ちし、
エレベータで1階に下りるまで、戦積のお話など会話が弾みました。
タクシー乗り場に到着し、ではお気をつけて…と
お声かけする手前で、
「吉野家に行きたいんだけど…」と
おっしゃられました。
すぐそばでしたので、
荷物を持って吉野家までお連れして、私は店に一旦戻りました。
次ページへつづく
リュックの話②
しかし、戻りながら吉野家からタクシー乗り場まで 松葉杖をついて歩くのは大変だろう、 だからと言ってお帰りの際に店に電話して下されば…では、 逆にお客様に余計なお気遣いをさせてしまう事になり、 自分の両手がもし塞がっていたら何が必要かと考え、リュックが閃きました。 時間は20時と雑貨系は閉店時間ではありましたが、 幸いにもスーパーでリュックが置いてあり、 食べ終わって帰られてしまうのではないかと、値段は あまり気にせずに、リュックを見た目で選び購入致しました。 一旦、吉野家から事務所へお金を取りに行き、 スーパー、吉野家と走り回り汗だくになりましたが、 幸いにもお客様はまだお食事中であり、間に合いました。 他のお客様の目もあるので、恐る恐る腰を低くしながら、 お食事中で失礼な面であったかもしれないですが、 そっと荷物をリュックに入れて差し上げました。 「わざわざ買ってきてくれたの?ありがとう。」とお声を掛けてくださりました。 リュックはお店に使っていない綺麗なものがあったのでとお伝えし、失礼させて頂きました。 その後、骨折も完治され、ほぼ毎日ご来店されご遊技頂いております。 リュックもそのままお使い頂いており、大変嬉しく思います。
2000年入社 福田 賢吾